Everybody Hurts (R.E.M , Coldplay)

９月２１日のこと。
1980年に結成され、多くのバンドに多大な影響を与えたR.E.Mが解散を表明。






R.E.Mをリスペクトしていたミュージシャンのひとり、クリス・マーティン率いるColdplay。
アトランタで開かれていたフェスで、“Evrybody Hurts”　をカバーした模様。













１日がとても長くて、夜も孤独なとき
こんな人生、もうたくさんだ！と思ったとしてもあきらめないで
自分を見切っちゃダメ　みんな泣いて傷つくんだから…
ときには、すべてうまくいかないんだ
そんな今こそ、一緒に歌うときなんだ！

あなたの１日が ひとりぽっちの夜のようでも
あきらめないで　あきらめないで　頑張るんだ
投げ出したくなったとしても
人生に耐えられなくなったとしても　あきらめないで

みんな傷ついているんだ
友達に慰めを求めてごらん
みんな傷ついているんだ

投げ出しちゃだめなんだ
だめなんだよ
ひとりぼっちだと感じてるなら　ちがうよ　ひとりじゃないんだ

ひとりで生きて行こうとする日々が長く続き
人生に耐えられなくなったとしても　あきらめないで

あきらめてはだめ
時には みんなが傷ついているんだ　
みんな涙を流すんだ
時には みんなが傷ついているんだよ

みんなが傷ついている
きみはひとりぽっちじゃないんだよ



どうにもならないことや、どうしようと思ったとき、励まされるような
思いとどまらせてくれるようなそんな曲。
まさに「死」をテーマにしてたと思われるR.E.M '92のアルバム ”Automatic For The People”
あの頃はR.E.Mがよくラジオから流れていたなぁ…と。

９０年代オルタナやグランジブームのとき、NIRVANAはハマって聴いていたのだけれど
その時の私、正直 R.E.Mの世界観がよく分からなかった…
というかピンと来なかったのかもしれない。
なんだか気難しい音楽のように思っていたのかも。
それでも、この”Automatic For The People” は、聴いてみてだんだんと彼らの世界観に触れて行くような不思議な感覚があって。
気難しい人が実はそうではなかった…と理解したようなそんな不思議な感覚。

彼らは確実にその時代の音楽を築き上げて行ったグループで
『世界で最も重要なロックバンド』であったことは間違いない。
なんだか・・・
ようやく大事な人と巡り会えたような気がしたのに、するりと去って行ってしまったような
音楽シーンの大きなひとつの時代が終わったような…そんな淋しいきもち